今までの活動

平成18年 議会での一般質問の内容と課題

18年3月議会

佐伯市のスポーツ振興について
スポーツ振興の核となるであろう総合体育館の完成が近づく中、確認の意味も込めて、佐伯市のスポーツ振興について質問しました。
堅田地区を中心に行われている総合型地域スポーツクラブの発展を考えると必要となってくる運用・事務面での核施設として、建設中の総合体育館一部をその役割を持たせることが必要であると訴えました。
また、この総合体育館という大規模な施設を効率的に運営していくためには、総合窓口やスポーツ振興課といったものを完成と合わせて開設していくことの重要性も訴えました。

佐伯市のNPO法人について
2007年には、行動経済成長期を生き抜いてきた、マンパワーの強い団塊の世代が一斉に退職の時期を迎えます。
この世代の方々に、退職後どう活躍していただくかが大きな佐伯の課題となってきます。その一翼を担うのがNPO法人等の組織だと考えられます。
そこで、現在の佐伯市におけるNPO法人の現状、行政としてのNPO法人との関わり方について質問し、これからのNPO法人の重要性を訴えました。

東九州自動車道について

この時期は蒲江〜北川間に続き、佐伯〜蒲江間の新直轄方式も決まり、全線開通の姿も見えてきた時期でした。
佐伯市として運動・要望していく中で、開通目標まで何年くらいを想定して要望活動をしていくのか、新直轄方式による佐伯〜蒲江間・蒲江〜北川間の建設費用の試算についてを質問しました。
またそれに伴う自治体負担額はの想定額、さらにその自治体負担額が多額となり、今後の財政計画に大きな影響を与える可能性が出てきたときにはどう考えどう準備しているのか等、具体的に質問しました。

18年6月議会

保育所における保育料未納金について

滞納問題は幾度となく、納税の件・市営住宅の件にしても、議会・予算委員会・常任委員会の度に指摘されていました。佐伯市内1,650戸の市営住宅中、330戸という5軒に1軒が長期滞納という実態です。
保育所や給食費の滞納問題は、納税や市営住宅の滞納と比較すると額が少額だったため、表に出てくることがあまりありませんでした。
しかし、まじめにやってきている市民が聞いた時にどのくらいの憤りを感じているか、それを肝に命じてほしいという考えからこの質問を取り上げました。
公立保育所の未納金について現在の状況と、執行部はそれをどう捉え、どういった対応をしていくのかを質問しました。
滞納対策特別チームを計画し、保護者の方に直接注意をという答弁をいただきましたが、このような答弁は昔から繰り返されており、しかし現状は全く変わっておりません。更なる執行部の対応の重要性を訴えました。

小中学校による給食費未納について
近年急増している問題として扱われている、小中学校における給食費未納問題について質問しました。
給食費の未納は、平成14年度から50万円、100万円、150万円とどんどん増えてきています。4年間で3倍という額です。
20年、30年前には家庭的な事情で払えないということがあったかもしれませんが、今はかなり違う要素があるということです。
特に問題なのは、平成17年度に未納金が急増しており、これは特に大規模校で倍増して増えています。
学校で個別に先生方が家まで出向いて行って回収しているという現状では、完全に解消するのは難しいと思われます。
全てを解消するひとつの手段として、給食調理費の全額無料という制度を提案しました。

18年9月議会

市内小学生の学力について
10年、20年スパンで学生の学力低下が叫ばれています。
この学力低下は小学校の時点から始っています。特に佐伯市はその数値が低いという結果が出ています。
小学校での基礎学力の低下は、中学校・高校の時点ではもう取り戻せない状況になってきているというような声も、教育サイドからは上がってきています。
その中で、佐伯市はその問題をどう捉え、どう対策していくのかを質問しました。
県北に行きますと、宇佐市や豊後高田市など頑張っている地域もあります。
佐伯市としてはそういった自治体の取り組みをどう調査・研究し、どう今後に生かしていくのか、具体的な数値や明日からでも取り組むことのできる施策の必要性を訴えました。

宿毛・佐伯フェリーについて
平成16年12月に運行を再開し、1年9か月経った宿毛・佐伯フェリーを恒久的に存続させていくためには、宿毛市との協力体制が必要と考えられますが、しかしこういった姿勢は市民からは見えてきません。
当初対策協議会等で計画していた、佐伯市民が10人以上乗船したら3割の助成という案も、現在はやっておりません。
行政として、今後宿毛市とどういった交流をしていくのか、またはしてきたのか、行政は別として民間サイドとしてはどういった交流があるのかを質問しました。
また、海外とのの姉妹都市締結も大事ですが、海を挟んで同じ海をたどろうとしているこの両市で、なにかそういった思索的なものがないかと調べてむると、フェリーを介した姉妹都市や友情と市の交流は、日本と国外では結構見られます。
今後のこの航路の存続に向けての宿毛市との交流の必要性を訴えました。

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